ダ・ヴィンチのノート

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2015 夏の子連れ旅 北九州  一日目 求菩提山

今年の夏の子連れ旅の行き先は、九州、福岡県の知るひとぞ知る霊山、求菩提山。
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ここはわたしの父方の家が山伏として代々、護ってきた山であり、明治時代初期の廃仏毀釈の際に山伏は廃業し、神官として求菩提山の国玉神社を護ることとなったところ。
父方の代々のお墓も『山伏の墓』としていまだに求菩提山にあるので、
お墓参りも兼ねて、祖父と孫の、ルーツに思いを馳せる旅と相成りました。
うちの家族、わたしの父夫妻の他に、わたしの妹、それから求菩提山の山伏であった父方の親戚も福岡から合流するという構成。
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行きは羽田空港6:20発 北九州空港7:50着の飛行機。子ども達、懐かしのキャリーバッグ『クワガタくん』『カブトくん』も出動。もう小学生男子だから乗ったりする必要なんか絶対ないだろうけど(笑)
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今回は老人もいるので北九州空港からはレンタカーを借りて移動。求菩提にむかう途中にある道の駅[おこしかけ]にて朝食。アサリ汁セット500円。
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求菩提は山伏の修験道のさかんな場所だったゆえ、鴉天狗の里としても有名だから、この天狗の像があちこちにあるのですが、おなじ天狗の像がこの新しい道の駅[豊前おこしかけ]にも屹立していて少しびっくり(笑)
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さて、まずは平安時代につくられたという[迦陵頻伽(がりょうびんが)像](福岡県指定文化財)から。
こんな畦道から入ります。
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その後、宿泊予定の《卜仙の郷》で大きな荷物をおろし、お墓参りの用意をしていざ求菩提山へ。
今回は、求菩提という霊山をずっと山伏として何百年も護ってきた先祖に思いを馳せる旅なので、うちの息子たちは白装束に結袈裟で。うちの父も我が坊に伝わる金剛鈴と五鈷杵を持参。
まずは[構いの石門]ここが表参道の結界。求菩提山七重の結界のうちの第四番目。山伏はここより先に居を構えていました。
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ここから山伏であった我が坊の代々のお墓へ。何代も何代も前から山伏である先祖たちの、いくつも連なる苔むした墓石に手をあわせながら、我が父、我が妹や弟もふくめ、福岡から合流した同じ山伏の血をくむ親戚にもまた、脈々と同じ血がつながり、同時に沸き立つような不思議な感覚をおぼえました。
今の山伏さんたちで、代々ずっと山伏の坊である方はもう、そうそう居られない時代。代々、山伏の家でももちろん日々修行と鍛錬のすえ、それなりの名をいただくという繰り返しのなかで、一族として培った感覚というものはなにか必ずや確かにあったなあという思い。
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そんな思いをめぐらせながらお墓まいりを終え、座坊主跡へむかって降りているとき、コトは起きました。お墓と山道の間の斜面を降りるわたしの足下から転がる丸い石が。と思いきや、なんと古い古い仏像の頭部。わたしたち一行、この山を護っていた山伏の家の者たちを待っていたかのように現れた仏様のお顔をみると、不思議とわたしたちも穏やかな気持ちで預かり、山伏であった時代のものを保存、展示している求菩提資料館に届けることに。
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そんなお墓参りのあと、座主坊園地の庵でお弁当。
朝、北九州空港からの道中、[豊前おこしかけ]で買った棒鯖寿司と茹で卵。酢がきいた鯖が美味しかった。
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昼食後、求菩提山頂めざして出発。
岩屋坊として史跡となっているところも、父も、福岡の親戚筋もそれぞれ実際に住んでいた家人を訪れた記憶をそれぞれもっていて、それを語りあえるという一族として一行として求菩提の地で会えたこともすごく嬉しい。
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ジイジの家宝の古びた金剛鈴と五鈷杵を携えて[鬼の石段)も小さな烏天狗のように、ひらりひらりと登る、うちの1号2号兄弟いわく、いままでの登山の靴や服と違い、この山伏の白装束が最も動きやすく気持ちが良いんだそう。
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余裕の小天狗たち、家長のジイジをお迎えに(笑)
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下山途中に青い蚯蚓に遭遇。青くて長い!
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この他にも、父は、曾祖父の茶室や、山伏の修行道をまわりたかったようだが、夜明け前に東京を出発した老体にはここが限界のよう。
明日以降はどうも大型台風が九州直撃するようなので、今日中にお墓参りと求菩提登山が完了したことでよしとする。
今回のお宿[卜仙の郷]にもどり、温泉につかり、夜はみんなで宴会。
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このあとおしゃれなお膳がつづいたが、一族の不思議話に花が咲き、撮ったのは子どものお膳だけ(笑)
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満腹の一行はそのまま満天の星を見に宿の前の地にでて寝そべる輩、続出。なんと自由な山伏の末裔ども(笑)たしかに星はこう見た方が全身で感じ取れますが。
普段、わたしは、『見える』と言うひとには一線をひいて接してしまうし、わたし自身、『見える』と自称するつもりもないのですが、今回の旅では山伏の末裔が集まって山伏末裔パワーが共鳴し合ってたいへんなことになってしまったのか、書かずにいること、写真を出せずにいることも含め、どうも不思議なことが続出。この満天の星についても、わたしは普段からものすごく目がよくて、たぶん視力5とか6とかあるんじゃないかという口なんですが、この求菩提の夜は、いくつかの星がそれぞれ小さくくるくると赤や緑に光りながら回転して見えてしまいました。父もまた、星が回転している! 不思議だ!、回転している!とつぶやいていたので、どうやら私と父に、この不思議な光景が見えていたようです。つぎのお迎えはわたしたちなのかなあ。ご先祖さま、よろしくお迎えください。


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Commented by ミズキ at 2015-10-30 11:44 x
初めまして、子連れで求菩提山に登りたいなぁと検索していたらブログを発見しました。
私の子は7歳の女児で、山へはよく連れて行きますが体力があまりありません。
そんな子でも登れそうでしょうか。
Commented by ras4love at 2015-10-31 23:10
ミズキ様⭐️
はじめまして。コメントありがとうございます。
ご質問ですが、求菩提山は、普通の山というよりは、連続したお寺か神社みたいなイメージといいますか、坂道ではなく段差の大きな石段が、行程の3分の二以上続く山です。ですから、足を上げ下げする力が要ります。段差の大きな階段というより、階段状の岩を登るイメージです。坂道を登るよりはキツいかと思いますが、求菩提山は頂上の景色が良いわけではない山なので、7歳の女のお子さんが疲れてしまったらいつでも引き返す選択をしやすいとも思います。お天気の良い日は、苔むした道が幻想的です。ぜひ、お出かけになってみてください(*^^*)
by ras4love | 2015-08-23 21:00 | 好き | Comments(2)